1965 年に3団体で発足した沼津市空手道連盟(市空連)は、現在では、8団体、会員数 470 名を擁するまでに発展してきた。空手道には流派があり、それぞれが伝統と独自の体系をもっている。それらに統一的秩序をもたらすことを目的に 1964 年に(公財)全日本空手道連盟(JKF)が結成された。市空連は、JKFの地域団体である静岡県空手道連盟傘下の団体になり、沼津市スポーツ祭空手道競技大会の開催を活動の軸とし、沼津市スポーツ協会主催のスポーツ教室(空手道教室)等により、誰でも、いつからでも始められる健康増進を目的とした生涯空手道の普及にも努めている。

 なお、空手道競技には、「形競技」と「組手競技」があり、いずれもお互いの人格を尊重し、礼節を重んずる空手道精神を背景に、JKFの競技規定のもと、公正かつ安全におこなわれている。

 また、空手道競技は、東京 2020 オリンピックの追加種目として実施され、注目を集めた。

空手